2020-01-13

アゼルバイジャン Azerbaijan

アゼルバイジャン アゼルバイジャンにようこそ!ここは火の地であり、コーカサスの真珠だ。東の色と西の進歩が見事に調和する国である。アゼルバイジャンは独自の自然、比類のない文化、何世紀にもわかる歴史と世界一の美食家を満足させることができる高級料理の国としてよく知られている。アゼルバイジャン人は友好的で外国人観光客をいつも大歓迎する。 アゼルバイジャンは南コーカサスの南東に位置している。ロシア、ジョージア、アルメニア、トルコと接している。国の東はカスピ海に面している。アゼルバイジャンの人口は990万人で面積は8万6,600平方キロメートルでアゼルバイジャンは南コーカサスのもっとも広大な国である。正称はアゼルバイジャン共和国である。バクーは国の首都でアゼルバイジャンで最大の都市だ。公用語はアゼルバイジャン語である。ロシア語も日常生活でよく使われる。そしてほとんどの若者は英語を話す。民族はアゼルバイジャン系(91.6%)、レズギン系(2.0%)、ロシア系(1.3%)、アルメニア系(1.3%)、タリシュ系(0.3%)である。 アゼルバイジャンは「火の国(Land of Fire)」と呼ばれている。それを象徴するのが『ヤナルダック』という火の山だ。3000年物間消えることなく終え続け、パワースポットともされている。山の岩肌から噴出する天然ガスに古代ペルシャ人が火をともし、消えることなく燃え続ける炎を神として拝み始めたのがゾロアスター教の起源だそうだ。 バクー郊外にある『アテシュギャーフ寺院』は、ゾロアスター教の聖地としても知られている。18世紀に商人としてこの地に住んでいたゾロアスター教徒によって造られた寺院で、地表に沸く天然ガスが自然発火したことからゾロアスター教徒に聖地としてみなされていた。 「フレームタワーズ」は街の中心部にそびえ立つ、3つの高層ビルがあり街のシンボルでもある。火の国と呼ばれるこの街のシンボルは、首都バクーの丘の上に建ち、どこからも目にすることができる。夜のライトアップされたバクーの街並みの散策は大変おすすめだ! ゴブスタンの国立保護区は、アゼルバイジャンの西部にあり、1966年に国立保護区として設定され、2007年にユネスコ世界遺産に登録された。考古学的な記念碑類が多く残っており、岩絵は60万点を超えているそうだ。太古の人類や動物、戦い、宗教的な舞踏、闘牛、武装した漕ぎ手の乗る小舟、槍を携えた戦士、ラクダの隊商、太陽や星々など多彩で、アゼルバイジャンで一番人気のある国立保護区である。 アゼルバイジャンは歴史的にグレートシルクロードの一部であり、多くの国や文明の地政学的、経済的、文化的利益の交差点にある。それで火の国は古くから優れた思想家、科学者、旅行者、歴史化の興味をそそった。この美しい土地の言及はヘロドトス、ストラボン、クラウディオスプトレマイオスの古代の書物で見ることができる。 アゼルバイジャンは欧州とアジアをつなぐコーカサス地域に位置し,地政学的に重要であるだけでなく,石油や天然ガスといった資源が豊富なことから,我が国にとって重要な国である。近年,石油や天然ガスといったエネルギー資源の国際価格が低迷を続けており,アゼルバイジャンにとっては経済的に正念場を迎えておるが,その中にあって,日・アゼルバイジャン関係は着実な進展を遂げている。